ぱくぱくパクチー★ダイヤリー

■約7年間のタイ駐在員生活を経て日本に帰国  ゆったり南国タイランドの視点で日々を綴る雑記ブログ■

「人生で一番辛い事 日常生活に潜む最高の苦痛」

皆様、今までの人生で一番辛かった事って何ですか?


いちょう自分も良い歳なので色々と経験をして来ています。

「家族の不幸」であったり「海外で死を覚悟した」事etc..

 

でも、”一番”辛かった事と言うなら、

間違いなく「トイレを我慢した経験」ですね。


これ、冗談で書いているのでは無く真面目な話しですよ。


因みに、ここで言うトイレは大きい方ではなく小さい方。
ストレートに言えば大便ではなく小便の方です。


幸い今まで大便に行きたいのに限界まで行けないシチュエーションになった
事はありません。しかし小便の方は3回ほど限界まで我慢した事があります。


3回とも場所は車中です。


1回目は、友達と釣りに出かけた際に利用した高速道路。

運転途中、トイレに行きたくなりましたが中々サービスエリアがありません。

ようやくあったサービスエリアに着くたびダッシュでトイレへ。

この時、初めてこの限界ギリギリまでトイレに行けない事は、
かなりキツイと言う事を学習しました。

 

2回目は、彼女と車で遊びに行った際の帰り道。

運転して直ぐにトイレに行きたくなりましたが、運悪く大渋滞で中々前に進みません。

1回目の時は数十分も走れば絶対にサービスエリアがあるだろうと言う希望的観測がありました。

ですが、この時は渋滞でどのくらいの時間我慢しなくてはいけないのか全く見えず、
かなり堪えました。

ホント、車を路肩に止めるスペースもなく、
運転免許を持っていない彼女に運転を任せる訳にも行かずで、
無事にコンビニに着くまで、精神的、肉体的限界の一歩手前を経験しましたよ。

 


そして、一番やばかったのは3回目です。

海外駐在期間に日本へ一時帰国した際に利用した空港バスでの事です。

2回の苦い経験がありましたのでバス乗車前にしっかりトイレを済ませて置きましたが、常夏のタイから1年振りに経験する日本の寒さもあってか、乗車して1時間後に
トイレに行きたくなりました。

 

しかし空港高速バス内にはトイレはありません。
目的地までは130分程。

まだ、1時間以上も我慢しなくてはいけない・・


この時、絶対に1時間は持たないと言う確信がありましたので、
隣に座っている乗客に、手に持っているペットボトルを見つめながら
どのように了解を得ようかとずーと考えていまいた。


そんな時、車内アナウンスで、自分の目的地30分くらい前にある高速道路バス停に降りるお客がいてバスが停車する事を知ったのですね @(・ω・)/'ウキ


と言う事で、高速道路のバス停に着くなり、
車掌さんに「トイレ行ってきます」と一言いい下車し、路肩で事なきを得ました。

「トイレないし、直ぐ出ますよ」的な事を言われましたが、知ったこちゃないです。

バスからはギャラリーが見守ってくれていましたが、それも知ったこちゃないです。


旅の恥は書き捨てとは良く行った物です。

まあ、旅の途中と言うよりは、久し振りのホームではありましたが・・

(*´▽`*)にゃはは

 

とにかく、経験された事がある方なら分かるかと思いますが、

トイレの我慢は限界値を超えるとヤバいです。

顔面蒼白になり冷や汗や体の震えが止まらず、その苦痛の1分が1時間に感じられます。

 

自分はまだ経験した事はありませんが、多分人間が感じる一番の苦痛は「餓え」と思う所があります。しかし、現代日本において餓えは山中や海で遭難しない限り中々経験する事は無いかと思います。


ですがトイレ事情は日常生活の近い所に潜んでいます。

くれぐれも長距離ドライブの前にはお忘れなくです。

 

 

ハンドルに顔を埋める自分に向かって、「何で乗る前に行ってかなかったのー?」と言う彼女の声が懐かしい・・

ではでは。